緊急連絡のお知らせ、ご協力のお願い

緊急連絡のお知らせ、ご協力のお願い

波止の釣り 及び「チヌの落し込み釣り」を愛する皆〃様 各位殿

謹啓 盛夏の候、皆様にはますますご清栄のこととお慶び申し上げます。

波止釣りの最盛期を迎え、それぞれの波止で有意義な日々を過ごされている事だと思います。これまでの諸々の御協力、本当にありがとうございます。この場をお借りいたしまして御礼申し上げます。

さて、この度の発信に付きまして、去る7/18(金)・矢沢渡船店、7/22(火)・たまや渡船店、7/30(水)・丸高渡船店において、釣り場の存続(主として立ち入り禁止について)についての委託行政官庁(大阪市港湾局)からの通知があった事についてお知らせしたいと思います。その内容については・・・・・

「常吉防波堤(通称:ヨットハーバー)、舞洲各所(通称:表テトラ含む)、夢洲全域(北港南防波堤~通称:関門を含む)、南港北防波堤(野鳥園白灯)、南港南防波堤(通称:関電)北海岸通船だまり波除堤、南海岸通船だまり波除堤、南港内港船だまり防波堤、木材整理場波除堤(通称貯木場)、鶴浜通船だまり北波除堤(IKEA建設中護岸)、大和川南防波堤(通称:南港新波止)、南港沖防波堤(かもめ大橋白灯)、建設中の新島等については、大阪市の財産である。よって、これらの地区を段階を踏まえて、立ち入り禁止にしたい。将来的に、大阪市の条例としたい」(別添の大阪港内図参照)という旨の内容であった。

更に、そこで渡船業、釣具店を営む人達が存在する事も知っている事について述べられた上で・・・・・

「8月15日(盆明け頃)から、9月15日前後にかけての1ヶ月間の間、この事について、市民の皆さんどのように考えられますか?」という様な内容で、一般市民に向けて、意見を問うコンテンツ=掲示板(ホームページ上において)を開設される予定である旨の話しがありました。

更に話しを進められて・・・・・

「集計し、賛成、反対意見を参考に、今後の取り組みに反映させたい。」

との内容(口頭での通知)であった。

渡船店、釣具店、各釣り関係者にとっては、死活問題であり、私達釣り人にとっては非常に残念な(ショッキング)な通知であります。年々発生する波止での事故より、各個人に対して、安全に対する様々な活動、、安全への意識付け等の取り組みを繰り返して、誰もが安全に楽しく、「釣り」が出来る環境作りや対策を行って来たにも関わらず、残念な内容であります。

大阪湾は古くから、「チヌの海」と呼ばれてきました。その背景には何十年にもわたって「チヌの稚魚放流事業」を毎年実施し、現在では全国的にも屈指のチヌ(クロダイ)釣り場であります。

さらに推し進めると、大阪湾で釣れる魚はチヌだけでなく、多種多様にとんでおり、年間を通じて様々な魚を対象として、釣りを楽しむ事の出来る貴重な場所なのです。 永年に渡り、通い続けられた思い入れの深い釣り場が、これまでに幾度となく消失し、心を痛めて悲しい思いをして来ました。今回もこれほど全域に渡って釣り場が消失しようとしているのは、「ソーラス条約」以来の事ではないでしょうか?大阪港に限らず、大阪湾全域に与える影響は、計り知れないものがあります。全国的にも与える影響についても、同様ではないでしょうか?

このまま推移すれば閉鎖されるのは間違いありません。現在、対策に向けて早急に取り組んでいる所でありますが、この文章を読んで頂いた皆様で、今一度この意味を考えて頂き、問題の改善・解決に向け、関係者各位と協議し、取り組んで頂きたいと存知ますので、宜しくお願い致します。

なお、この件の付きまして、大阪市港湾局ホームページ上にて、【意見公募の手続き】と題し、皆様の意見を伺うコンテンツが8/27にアップされました。 1ヶ月間募集しておりますので、皆様方に対しましては、ご面倒ですが、出来るだけ多くの方に、私達、波止釣りを愛する者の思いを汲んでいただき、是非とも貴重なご意見を提出して頂きますよう、宜しくお願い致します。

謹白

平成20年8月吉日
大阪湾有志一同

大阪市港湾局ホームページ

左フレームの中ほどの【意見公募手続き】をクリックし、ページ中ほどの

○大阪市港湾施設条例第9条第1項第4号に係る立入禁止区域の指定についてをクリック、

・大阪市港湾施設条例第9条第1項第4号に係る立入禁止区域の指定に関する意見公募について(PDF100KB)
・立入禁止区域の指定案(PDF200KB)
・参考法規(PDF56KB)

をご拝読下さい。(このサイトでは各ページへの直リンは致して居りません)
PDFファイルですが、閲覧出来ない場合は、右クリックして「対象をファイルに保存」すれば閲覧できます。

意見提出方法は、「郵送」「FAX」「電子メール」「持参」があります。(詳しくは53_002_1.pdfファイルにて)

以上『1091の道』さんより抜粋させていただきました

深刻な問題ですのでみんなで協力して釣り場を守りましょう。尚、意見提出の際はくれぐれも紳士的にお願いします。

2 thoughts on “緊急連絡のお知らせ、ご協力のお願い

  1. 昨夜、2時間程費やして、大阪港湾局に意見を提出しておきました。
    (自分の住所、名前、電話番号も記入しておきました)

    私はチネの落とし込みが好きですが、サビキや五目釣りもやります。
    釣り場が減ると困るし、渡船屋さん、釣り道具屋さんの生活もかかっているので
    簡単に立ち入り禁止にされると困ります。
    大阪湾で釣りをする人は数え切れないくらいいます。

    立ち入り禁止の発端はライフジャケットを着用していない落とし込みの人が北港で落水し死亡し、遺族が立ち入り禁止を要請したと噂にきいております。
    我々は義務付けられなくても、ライフジャケットを着用し、自己責任のもと釣りを楽しみたいものです。
    また防波堤は川や、磯に比べて断然安全な釣り場であり
    渡船屋さんは注意報が出ただけで迎えに来てくれます。
    事実、川や磯での死亡事故は多いが、防波堤での死亡事故は殆どないです。
    だから老若男女が安全に釣りを楽しめる庶民の憩いの場でもあります。

    車に乗ったらシートベルト、釣り場に行ったらライフジャケットを常に守っています。
    4~5mの防波堤から落ちたら、パニックになるし、服を着ているので泳ぐことは出来ません。
    私は初めて武庫一の外側に立った時、
    これは「落ちたら死ぬな」と思い、即座に自動膨張のライフジャケットを買いました。
    でも、ライフジャケットを着用したから絶対大丈夫というわけではないので
    慎重に釣りをしています。

    みなさん、日本が民主主義国家で多数決で決めてくれるなら、
    港湾局にどんどん意見を提出しましょう。

  2. 正木 彰洋さん
    コメントありがとうございます。早速メールしていただいたということでありがとうございます。

    とにかく釣り場が無くなる事で困るという人が大勢居るということをまずアピールしたいのと、立ち入り禁止でないことによるネガティブな要因があるのかもしれませんがそのことによるポジティブな要因の方が圧倒的に大きいんだということを一番分かってもらいたいですね。

    港湾局にどんどん意見を提出しましょう!!!

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